子育て

すべての親に捧げる「うんこのおじさん」

こんにちは、今回は教育(?)に関する書籍の紹介です。

この「うんこのおじさん」という本は、私の大好きな社会学者の宮台真司さんの著作です。

この本の大きなテーマの1つは、「損得感情より、愛や正義に敏感な人間を育てろ!」ということです。

以下、この本を読んで私が子育てをする中で実践していきたいな、と思ったことを適当に記します。(*ネタバレを含む)

「世界」に触れる体験をさせること

この本の大切な主張の1つは、子どもに「世界」に触れる体験をさせろ、というものです。

「世界」ってなんでしょうか。宮台先生の著作を読んでいる方にはおなじみですが、世界というのは、コミュニケーションができない対象の総体です。我々は普段、家族とか会社の中といった人間関係の中を生きています。そこはコミュニケーションによって成り立つ世界ですね。けれど、この世界にはコミュニケーションが成り立たない領域が、コミュニケーションの領域の外側に広がっています。

例えば、宇宙とか自然のことですね。この「世界」には、どうしてそうなっているのか、という疑問がまったく意味をなさないような事柄であふれています。宇宙が35億年前にビックバンを起こし、宇宙が誕生しましたが、その理由なんて解明不可能ですよね。

それはとても神秘的なことでもあります。我々の人生はそもそもの出発点が、意味不明ですよね。35億年前に誕生した宇宙の中に我々がいる。それそれ個人個人は宇宙の歴史から見たらほんの一瞬の時間だけ生きて死んでいく。生まれる前はどこにいたのか?死んだあとはどうなるの?無限の時間の中で、我々の意識はどうなってしまうのか?これはもう神秘以外のなにものでもありません。

そんな神秘を子どもに体験させることを推奨しています。本の中では、宮台先生が子どもにセミの孵化の現場に立ち会わたエピソードが語られています。

7年間、土の中で幼虫として生活するセミが、ほんの一週間だけ自らの命を輝かせて死んでいく姿に子どもは何を感じるのでしょうか。

私の娘にも、この「昆虫」を通じて「世界」を体験させる手法を試してみたいと思います。

愛や正義に敏感な子どもを育てる

会社員として仕事をしていると「コスト、効率化」といった言葉は常に意識していることだと思います。つまらない仕事を早く終わらせる、最小の努力で最大の効果を得る、そういったことは大切ですが、本当に大切なのは「愛」や「正義」に導かれた行動だということを強く教えてくれます。

これは宮台先生の本当に大切なメッセージだと思います。

どうやって生きてもいいし、人に迷惑をかけてもいい。(やり過ぎはよくないけど)

しかし、かっこ悪いやつ、浅ましいやつ、ずるいやつ、へたれにはなるな。

ぼくはいつもこのメッセージをどうやったら行動に移せるのか、そんなことをよく考えます。言葉で言うのは簡単ですが、これを行動に移すのって大変です。

だから娘にもそれができるようになってほしい。そのために自分になにができるのだろうか、と思います。

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ABOUT ME
toshi
名前:Toshi 年齢:1990年生まれ 仕事:ソフトウェア 家族:妻と娘

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